外壁の塗り替え時期は、一般的に新築から10年程度が目安と言われています。
定期的に外壁塗装でメンテナンスを行うことで、お住まいの美観を保つだけでなく、建物自体の耐用年数も延ばすことができるのです。
しかし、これはあくまでも目安の話になります。5～6年程度の新築でも塗り替えが必要になったり、逆に20年以上も塗り替えない住宅もあります。
外壁の汚れや色あせ程度であれば、すぐに対応が必要というわけではありません。ただ、放置しているとさらなる劣化に繋がる可能性は高まるので、定期的に外壁や屋根の状態をチェックしましょう。
外壁の劣化が激しくなると、外壁材が腐食してしまったり、内装に雨漏りが起きてしまうことも考えられます。
そのような状態になると、塗装だけでは対応できず、壁内部の工事などが必要になりコストが上がってしまう可能性があるため、ケーホームズでは早めのメンテナンスをオススメしています。

外壁塗装の費用の相場は、一般的な2階建て30坪の戸建で60～120万円とも、80～150万円とも言われています。
費用に差が出る理由としては、塗装面積の違い・使用する塗料の違い・施工業者の違いなどが挙げられます。

POINT1｜塗装面積
塗装する外壁の面積は外壁塗装の費用を大きく左右する1つの要素です。同じ坪数であってもシンプルな建物と複雑な建物では、塗装面積が大きく変わる可能性が高いです。塗装面積は【外周×高さ＝実㎡】で計算できます。

POINT2｜塗料の種類
外壁の塗装面積が同じ場合でも、使用する塗料で費用が変動します。塗装する外壁の素材や状態によって塗料も変わるため注意が必要です。
詳しくは【塗料について】で確認いただけます。

POINT3｜依頼する業者
大手ハウスメーカーと外壁塗装の専門業者では、外壁塗装の費用に大きな違いがある場合が多いです。
大手ハウスメーカーでは工事に関わる業者が多くなることで「中間マージン」と呼ばれる仲介料が発生する可能性が高くなります。
外壁塗装の専門業者は、お打ち合わせから施工・アフターフォローまでを一貫して請け負うことが多いため「中間マージン」を発生させずに適正価格を実現することができる場合が多いです。

外壁や屋根を塗装する場合、下塗り・中塗り・上塗りの合計3回塗ることが基本です。
これは塗料メーカーが発表している「塗料の性能を最低限引き出すため」の塗装回数になります。
メーカーの規定を守った塗装を行うことで3つの効果が得られます。

1. 塗膜が剝がれにくくなる
2. 防カビ・防水などの、塗料が持つ効果を最大限、発揮できる
3. 塗料の期待耐久年数を発揮できる

ただし、下地の劣化状態や使用する塗料、仕上げ方によって塗り回数が4回以上になる場合があります。

⚠訪問販売が提案する5回塗りには要注意
訪問販売で5回塗りを提案してくる場合は要注意です。
確かに場合によっては5回塗りというケースもあります。しかし、5回塗りの合計単価が1万円を超える場合は別の業者や地域密着の専門店などに相談することをオススメします。
また、3回塗り以上の塗装を勧められた場合は、どの塗料を多く塗るのか、その理由なども業者に必ず確認してください。
たくさん塗れば耐久年数が上がるということはありません。基本的には塗料メーカーからの仕様書に記載されている基準をベースに、建物の状態にあった塗装をすることが大切です。

一定の条件はありますが、火災保険で外壁塗装を行うことは可能です。

【壁や屋根の塗装が火災保険で賄える条件】

• 火災保険に加入しているか
• 加入している火災保険の保険適用範囲内に「風災」があるか
• 保険会社が派遣する外壁診断士に「風災」と判定されたか

保険にさえ入っていれば簡単な条件にも見えますが、実際『風災認定』申請が認められないケースも多いです。保険会社にとって、あまりメリットがないことが理由と考えられます。
また、保険会社が派遣する診断士は資格は保有しているものの、現場経験の少ない人が多いという実情もあり、火災保険の適用経験があるプロの業者に申請を手伝ってもらうことが大切です。このような対応に慣れている業者は、豊富な経験から『風災認定』される可能性を高められます。

ケーホームズでは、外壁塗装後のイメージを確認できる「カラーシミュレーション」を無料でご提供しています。
ご自宅の外壁塗装を検討されている方で「外壁を塗り替えた後のイメージがわかない」「家の雰囲気を外壁塗装で思い切って変えたいが不安」「アパートの外壁塗装で色選びにこだわり、入居者の満足度を上げたい」など、外壁塗装の色選びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフがおすすめの色を提案します。